
少し前になりますが、6月21日は夏至でした。太陽が一番高く昼が最も長い日で、陽の気がもっとも盛んな陽盛の時期です。
たまたまNHK「チコちゃんに叱られる!」を見ていましたら
夏はなぜ熱いの?
太陽が一番高く昼が長いのが6月21日夏至の日。でも一番暑い時期は7月の終わりから8月。なんで?
というのをやっていました。
確かに…夏至は陽の気がもっとも盛んな時なのに、一番暑いと感じるのは大暑の頃…何故なんだろう…
チコちゃんの答えは
「夏が熱いのは地面と海面の分子が激しく動いて発生した熱が空気に伝わるから」というものでした。
東京大学の渡辺雅浩さんの説明では重要なのは太陽の光の当たり方と説明されていました。
地球は自転をしながら太陽の周りをまわっています。この時、地球の自転の軸が少し傾いている為、太陽から当たる光の角度によって夏と冬で変化するんだそうです。
冬は斜めの角度で当たるのでそれほど太陽の光は届かない、夏はほぼ真上の角度で当たるので太陽の光がたくさん届く。
この太陽の光、実は電磁波らしく
これ自体には熱はなく、空気を素通りするので空気を温めるということはないんだそうです。
太陽の光=電磁波は地面に届くと電磁波のエネルギーを吸収した分子が激しく動き出し、それにより地面が熱くなり熱が発生するんだそうです。
その熱が空気に移動し空気を暖めていくのだそうです。
これは海面でも同じようなことが起こるそうです。
この蓄積によりどんどん空気が暖められ、暑くなっていくんだそうです。
つまり、夏至は太陽が一番高くあがって届く光の量が最も多いのですが、地面や海面が温まるのに1ヶ月以上時間がかかるため夏至ではなく7月の終わりから8月が一番暑くなるのだそうです。
さて今は梅雨の真最中!梅雨の養生をしながら来る夏日にむけ準備も始めないと…ですね。