お茶は「万病の薬」とも言われ、食養生のーつです。
そして「薬膳茶」は「薬」と「茶」の2つの意味合いをもつ飲み物の事で「薬茶」とも呼ばれています。
薬膳茶というと馴染みがないかもしれませんが、実は日本でも昔から飲まれているお茶に野草茶というのがあります。
こんな事、聞いたことありませんか?ドクダミ茶は吹き出物に、はと麦茶はイボに、ハブ茶は便秘に…などなど。
野草茶も言い換えれば薬膳茶です。
花や葉、果実、茎、根茎などにも、それぞれ身体を温めたり冷やしたりする性質や身体の働きを助ける力があります。
中医学・薬膳の考えをベースに、それぞれの性質、働きをうまく組み合わせることで季節や体調に応じたお茶をつくることができます。
So-Rinでは、
元気な身体作りを、毎日楽しく気軽に続けていただきたいという思いから、
日本人になじみのある玄米茶・ほうじ茶・ウーロン茶・緑茶をベースに、
生薬としてまた食品としても用いられるナツメやクコの実などに加え、
日本の野草茶として用いられているビワの葉、くま笹など数種類の和漢薬草を、
中医学・薬膳の基本的な考え、養生法をもとにブレンドした「薬膳茶」を、薬師如来にちなんで、「薬師茶」として販売しています。
2023年5月19日 季節の養生茶「夏の養生 薬師茶」を新しくお作りいたしました。オンラインショップにて販売しております。
中医学の根本でもあり、中国最古の医学書である『黄帝内経』には、人間は天地の陰陽の気を受け、春・夏・秋・冬の温・暑・涼・寒というそれぞれの気候に応じて、生・長・収・蔵という自然の法則に従って生活しているとあります。
その自然の法則に従って生活することが健康へのカギ
春は陽気が地下から地上へ上昇することにより、少しづつ温かくなり、木や草花が芽吹き、動物達も冬眠から目覚め動き出す生の季節。
夏は陽気が日ごとに上昇し、気温もどんどん上昇していき木や草花も動物も生長する季節。
秋は陽気が徐々に減少し、陰気は地面の下で上昇。陰と陽が入れ替わり、少しずつ気温も下がっていき木や草花も黄金色に。収穫の季節となります。
冬は日ごと陰気が上昇していき、寒さが増していきます。木や草花は枯れ、動物達は冬眠を始める貯蔵の季節となります。
自然界の中で生きている私達の体も自然の変化に応じて活動をしています。その活動を自然の法則に沿って調節することにより健康が保たれます。
そんな自然の法則に沿ってブレンドしたお茶。それが季節の養生 薬師茶です。
是非、オンラインショップでご覧ください。
So-Rinでは頑張っているあなたを応援したいという思いから6種類の薬師茶を、ご用意しております。
どれも飲みやすく、楽しんで飲んでいただけるようブレンドしております。お食事と一緒に、一息入れたいとき、気分転換など毎日の生活の中でお役に立てればうれしいです。
是非!オンラインショップをご覧ください。
So-Rinの薬師茶はカップにティーパックを1つ入れ、250CCの熱湯を注いで5分蒸らすだけ。
気軽に飲んでいただけます。
また、差し湯をしていただければ2杯分お飲み頂くことができます。
So-Rinの薬師茶(薬膳茶)で扱う生薬・和漢薬草はすべて効果が穏やかな食品扱いのものばかり。
医薬品ではないので即効性はありませんが、毎日飲んで頂くことで少しづつ変化を感じていただけると思います。
また農薬が心配という方もおられると思いますが、So-Rinで扱う生薬・和漢薬草はすべて農薬検査済みのものばかり。
用いる生薬の中には中国産、外国産のものもありますが、すべて外国で一度検査を、そして輸入してから国内でもう一度検査をするダブルチェック体制の漢方メーカーのものを仕入れていますので安心してお飲み頂けます。
また薬師茶(薬膳茶)を製造するSo-Rinは、京都市保健所に営業の届出を行っております。HACCPに沿った衛生管理を行い安全な薬師茶(薬膳茶)をご提供いたします。
So-Rinの薬師茶(薬膳茶)は、すべて効果が穏やかな食品扱いの身体に優しいものを使用しておりますが、薬膳では血のめぐりをよくする力が強いもの、排出する力が強いものは妊娠中の方への使用を控える考え方があります。
妊娠中の方やお薬を服用中の方は、事前にお医者様にご相談の上でご利用ください。
お寺で薬膳 So-Rin
京都市東山区下河原鷲尾町527 雙林寺内