薬師茶の素材②ウコン

ウコンは漢字で鬱金と書き、鮮やかな黄色を意味しているそうです。

確かに黄色の色してますね!

 

ウコンの歴史は古く古代インドの仏典にも登場し、昔から薬用や食料、染料として利用されてきました。

 

なんと古代インドの祭祀の一つである護摩にはこのウコンが捧げられていたそうです。

また仏典の食事の項には「奨水」という営養満点天然ジュースの一つとしてこのウコンが紹介されていたり、肝臓病、健胃、利尿、虫下しの生薬といても紹介されているのだそうです。

 

今から1200年以上も昔のお釈迦様の時代にはこのウコンは存在し、身体によいものとして仏典に紹介されているとは驚きですね。

 

古代インドで紹介されたウコンの効能は今も変わりはありません。

 

ウコンの黄色の色素はクルクミンといって、胆汁や胃液の分泌を促進する働きがあり肝炎や健胃として用いられ、食物の消化吸収を高める働きがあります。

その働き以外に中医学では気を巡らせ、血の流れをよくする生薬として生理痛や胸やお腹が張って痛む時、打撲などに漢方処方の一生薬としても用いられます。

 

ウコンと聞いて私達になじみが深いといえば…二日酔い対策のドリンクまたはカレー粉でしょうか?ウコンは別名ターメリック。あのカレーの黄色はウコンの色です。

 

余談ですがウコンは染料としても用いられ、防虫効果があるんです。うちの住職の法衣もこのウコンで染めた風呂敷に包んで保管しています。

 

このようなウコンですが、So-Rinでは「over eating薬師茶」にウコンを使用しています。