薬師茶の素材①ーなつめ②ー

さて前回お話しました「なつめ」

今日はなつめの効能についてお話したいと思います。

 

このなつめ、漢方では大棗と呼んでいます。

身近は漢方では風邪のひき始めの「葛根湯」や気力がわかず、だるくて疲れがとれない時や胃腸虚弱に処方される「補中益気湯」この中にもなつめは大棗として入っています。

 

ではなつめには、どんな効能があるの?

 

なつめは胃腸などの機能を丈夫にして元気をつける働きがあるといわれています。

また造血機能を促進して精神を安定させるとも言われています。

 

韓国では一年で一番暑い時期の三伏(日本でいう土用の丑の日)に身体に体力を補充するためにサムゲタンを食べるそうです。サムゲタンとは若鶏のお腹の中にもち米、ニンニク、高麗人参、なつめをいれて、長時間水で煮たスープ料理ですが、胃腸などの機能を丈夫にして元気づけると言われるなつめが入っているのには納得ができます。

 

さてSo-Rinでは、このなつめを細かく刻んだものを「冬の養生 薬師茶」「お疲れ様 薬師茶」「気晴れる 薬師茶」

「美美しい 薬師茶」「心ほどける 薬師茶」に入れています。