
先週は雪が降ったかと思えば、昨日と今日はとってもお天気がよくて暖かい一日でした。
雙林寺にお参りに来られた方も今日は歩いていると暑いです~と上着を脱いでいらっしゃる方もおられました。
それからなんと!ウグイスが「ほーけきょ」と鳴き始めていましたよー!まだまだ練習中のウグイスちゃんでした。
暦の上では、もう春ですものね。
ということで、春の養生 薬師茶を作りましたー ^^
ここで春の節気を少しお話します。
春は立春から穀雨までを言います。2月8日前後から4月20前後くらいです。
冬の間、地下に潜っていた陽気は立春頃からどんどん強くなり上昇し始めます。春分で陰気と入れ替わり地上に出てさらに上昇していきます。
陽気の上昇にともない寒い冬の北風から暖かい東風に変わり、春分頃から東南風となりどんどん暖かくなっていきます。
そしてこの暖かい春風に動物達も冬眠から目覚め、植物は新芽が芽吹き、いきいきとした季節となっていきます。
自然界に生きている私達の身体も自然界の陽気の上昇発散に合わせ、冬の間寒さで冷えて固くなっていた身体も、陽気が蘇りだんだん温かくなり、柔らかくなってきます。そして外へと活動し始めます。
春の養生としては、陽気の上昇に伴い、私達の精神も興奮状態になりやすくなります。
春になると何となくウキウキとして落ち着かなかったり、時には鬱っぽくなるなんて方もいます。
またのぼせたり、めまいがしたり、頭痛、目が赤いなどの症状も。
中医学では春は五臓のうち肝の機能が盛んになる季節であると考えます。
肝の機能が盛んになりすぎると、このような症状が出がちになります。
なので春の養生としては、この肝の機能が盛んになりすぎないように発散させてあげることが大切。
またこの肝の機能が盛んになりすぎると脾胃の働きを抑えてしまうこともあります。
脾胃を補い助けることも養生の一つです。
春の養生 薬師茶には
この肝の機能を盛んになりすぎないように発散させるといわれる桑の葉・菊花・はぶ茶
気血を補うくこの実。脾胃を元気にするあまちゃづるをブレンドしました。
また桑の葉・菊花・クコの実は目にもよいといわれていますし、花粉症にもおすすめです。
緑茶をベースにしていますので、とてもスッキリとした飲みやすいお茶です。
是非!春の養生にお試しください。